家づくりをしていくうえで、家族を守るための耐震性能が重視される昨今、皆さんはどのようなハウスメーカーや工務店に家づくりをお願いしようとしていますか?本記事では、地震対策の必要性について紹介していきます。主なトピックは次の3つ!耐震・制震・免震の違い地震に強い設計の工夫安心の地震対策さらに、当メディア注目エリアの新潟県長岡市・三条市のエリアで家づくりを検討している方に向けたおすすめの住宅メーカーも紹介!ぜひ最後までご覧ください。目次今だからこそ重要視される地震に強い家引用元:photoAC地震大国とまで呼ばれる日本では、震災被害の規模の大きさを皆さんよく理解していることでしょう。大震災と呼ばれる規模の震災が起きたのは記憶に新しく、ニュースなどで、その悲惨な現地の状況を目にしたこともあると思います。倒壊した住宅、避難所での生活、インフラの寸断など、暮らしの基盤が一瞬で失われる様子は、多くの人々の記憶に強く残っています。実際、震災後の調査では、建物の耐震性能の差が被害の明暗を分けたことも明らかになっています。近年では、南海トラフ地震や首都直下型地震の発生も懸念されており、いつどこで地震が起きてもおかしくない状況です。だからこそ、今あらためて「地震に強い家」が注目されているのです。住まいを守ることは、家族の命と暮らしを守ること。これからの家づくりには、デザイン性や快適性だけでなく、「安心・安全」が欠かせない要素として求められています。地震が起きない場所は日本にはない引用元:photoAC地震の原因の一つである活断層の数は、分かっているだけでも約2,000以上。活断層周辺では昔からくり返し地震が起きており、今後も同様に地震が発生すると考えられています。また気象庁は「日本で地震が発生しないところはありますか?」という問いに対して以下のように回答しています。『日本で地震が発生しないところはありません。小さな規模の地震は日本中どこでも発生しています』このように、日本においては地震のリスクから完全に逃れる場所は存在しないのが現実です。そのため、地域を問わず、地震に備えた住まいづくりや日頃の備えが何よりも重要になります。万が一に備えた対策こそが、安心・安全な暮らしを守る第一歩なのです。災害は突然訪れるものだからこそ、日々の備えが未来の命と財産を守ります。地震対策などの命を守る家づくりが求められている引用元:photoAC大地震が短い周期で発生している日本において、地震対策は非常に重要なものです。まずは、何よりも家屋の中で震災にあった場合でもがれきに巻き込まれない、「命を守れる家」を建てることが重要です。次に、震災に遭っても比較的早く立ち直ることのできるような頑丈な住宅が求められています。命を守り、次に通常の生活にいかに早く復帰できるか、それは住宅の耐震性にゆだねられます。そこで、地震に耐えるように考慮して設計される家というものの注目は昔から集まっており、今でも更なる耐震性を目指した研究が行われています。地震に耐えるように考慮して設計された構造を、耐震構造と言います。日本は過去に何度も大きな震災に見舞われており、そのたびに尊い人命が失われ、甚大な被害を受けています。その教訓を活かしながら建築基準が改正され、耐震技術も進展してきました。このような技術を駆使した住宅づくりをしておけば、巨大地震から身を守ることができるのはもちろん、地震後も建物の補修がさほど必要なく、普段通りの生活を続けられます。耐震技術は日々進歩しており、様々な工法が生み出されています。今後、高度な耐震技術をハウスメーカーや工務店が用いることで、これまでのような大規模な被害が出ないようにしていく必要があります。耐震・制震・免震の違いと選び方引用元:photoAC地震に耐えるように設計された耐震構造は、「耐震」「制震」「免震」の3つに分けられます。それぞれが地震の揺れに対して異なるアプローチで建物を守る仕組みを持っており、特徴やコスト、適した条件も異なります。ここでは、それぞれの構造の特徴とメリット・デメリット、そして自分たちの暮らしに合った選び方について解説します。正しい知識を持つことで、より安心な住まいづくりが実現できます。耐震引用元:photoAC耐震は、建物を強くすることで地震の揺れに耐えようとする構造です。壁に筋かいを入れたり、部材の接合部を金具で補強したりして建物を強くし、日本の住宅の多くが採用しています。メリット比較的コストが安く導入しやすい構造がシンプルで施工実績も多い法的基準(耐震等級など)をクリアしやすく、安心感があるデメリット揺れを吸収するわけではないので、震度が大きいと室内の家具や人に影響が出る建物へのダメージが蓄積しやすい繰り返し起こる余震には対応しきれず、耐久性が徐々に低下する可能性がある費用を抑えつつ、基本的な耐震性を確保したい方や一般的な木造住宅を検討している方におすすめです。制震引用元:photoAC建物の内部にダンパーや重りなどで構成された制震装置を設けて、地震による揺れを「吸収」して建物への衝撃を軽減する構造です。メリット繰り返しの地震にも強く、建物のダメージを抑えられる家具の転倒リスクも軽減される外観や間取りを大きく変えずに導入できるケースが多いデメリット耐震構造よりもコストがやや高め専門的な設計・施工が必要な場合がある装置の定期点検やメンテナンスが必要になることもある余震の多い地域や、より安全性を高めたい方、長く安心して住みたい方に向いています。免震引用元:photoAC免震は、地震の揺れが建物へ直に伝わりにくくする、建物と地盤を切り離した構造です。建物と地面の間に免震装置(アイソレーター)を設置し、揺れを「建物に伝えない」構造です。地盤の動きを建物に直接伝えないのが大きな特徴です。メリット揺れを大幅に軽減し、室内への影響も最小限に建物へのダメージも非常に少ない地震時でも家具の転倒や物の落下が起きにくく、避難の必要が少ないこともデメリットコストが高く、設置できる条件や構造に制限がある地盤改良や広い敷地が必要な場合も高層住宅や一定規模以上の建物でないと採用が難しいケースがある地震の被害を最小限に抑えたい方や、高層住宅・重要施設レベルの安全性を求める方におすすめです。地震に強い家をつくるための設計の工夫引用元:photoAC地震に強い家を建てるためには、構造や工法だけでなく、設計段階での工夫がとても重要です。間取りのバランスや壁の配置、建物全体の重心と強さのバランスなど、見えない部分にこそ耐震性を高めるポイントがあります。ここでは、設計で取り入れたい地震対策の基本を紹介します。バランスの取れた間取り窓やドアの位置と壁の量の配置重さと強さのバランス設計それぞれ詳しくみていきます。バランスの取れた間取りで揺れに強い構造地震に強い家をつくるためには、間取りのバランスがとても重要です。たとえば、家のどちらか一方に大きな部屋や吹き抜けが集中していたり、壁の量が偏っていたりすると、地震の揺れが一方向に集中しやすく、建物がねじれたり傾いたりする原因になります。これを防ぐには、1階と2階の壁の位置を揃える、間仕切りの位置を左右対称に近づけるなど、建物全体の重さや力のかかり方が均等になるように間取りを考えることが大切です。均整の取れた設計が、揺れに強い構造につながります。さらに、吹き抜けや大開口を設ける際は、構造計算や補強も含めた慎重な設計が求められます。開口部の配置と壁量のバランスを意識する窓やドアなどの開口部と、建物を支える壁の配置バランスが非常に重要です。開口部が多すぎたり、一方向に偏っていたりすると地震の揺れに対する力のバランスが崩れ、建物がねじれたり倒壊するリスクが高まります。特に角に大きな開口を集中させると、構造的に弱くなってしまいます。そのため、壁をバランスよく配置しながら開口部との位置関係を慎重に設計することが大切です。見た目のデザインだけでなく、強さとの両立が必要です。意匠性と構造の両面から検討し、必要に応じて補強を加えることで、デザイン性を保ちつつ安全性の高い住まいを実現できます。建築士との連携も大切です。重心と剛心を一致させる構造設計の重要性地震に強い家をつくるには、「重心」と「剛心」のバランスがとても重要です。重心とは建物全体の重さの中心、剛心は壁や柱などの強さの中心を意味します。この2つの位置が大きくずれていると、地震の揺れによって建物がねじれてしまい、倒壊や損傷のリスクが高まります。間取りを左右対称に近づけたり、壁の配置を偏らせないように工夫することで、重心と剛心の位置をできるだけ近づけることが可能です。見えない構造部分のバランスが、建物全体の強さを左右します。設計段階で意識しておくことで、構造的に安定した住まいを実現できます。住宅性能評価などの活用もおすすめです。暮らしの中で続ける安心の地震対策引用元:photoAC地震対策は、大切な家づくりを終えた後も続きます。今回は家づくり完成後にするべき地震対策を3つ紹介します。住宅の耐震診断を受ける防災グッズを備える家具類の転倒防止それぞれ詳しく紹介していきます。住宅の耐震診断を受ける引用元:photoAC耐震診断とは、すでに建てられた住宅が大地震に耐えられる構造になっているかを専門家が調査・評価するものです。建物の築年数や構造、図面の確認に加え、実際に調査員が床下や天井裏に入り、基礎や壁の状態、劣化の有無などを細かくチェックします。特に1981年以前に建てられた旧耐震基準の住宅は要注意とされており、診断によって耐震性が不十分と判断された場合は、耐震補強工事や建て替えを検討する必要があります。命と財産を守るために、早めの診断が安心につながります。近年は補助金制度を活用できる自治体もあり、費用面でも負担を軽減できるケースがあります。防災グッズを備える引用元:photoAC防災グッズは、地震などの災害が発生した際に、避難生活を安全かつ快適に過ごすための大切な備えです。食料や飲料水は最低3日分、できれば1週間分の備蓄が望ましく、加えて携帯トイレやティッシュ、ウェットシートなどの衛生用品も必須です。停電や断水に備えて、懐中電灯やモバイルバッテリー、簡易コンロなどもあると安心です。また、夏冬それぞれの気候に対応できる毛布や冷却グッズも重要です。車での避難を想定した車載用の非常用給水タンク(車載ジョッキー)なども含め、自宅や車内に分けて備えると、いざという時に役立ちます。さらに、常備薬や持病のある方の医療用品、家族構成に応じたグッズも忘れず準備しておくことが大切です。ペットがいる家庭はペット用の備えも準備しましょう。家具類の転倒防止引用元:photoAC家具の転倒防止は、命を守るための重要な地震対策のひとつです。過去の阪神・淡路大震災では、建物自体に大きな損傷がなかったにもかかわらず、家具の転倒や落下によって多くの方が怪我を負っています。特に寝室や子ども部屋など、人が長時間過ごす場所では対策が必須です。大型のタンスや食器棚、本棚などは、突っ張り棒やL字金具、転倒防止ベルトなどを使ってしっかりと固定しましょう。また、扉が開かないようにするストッパーや、滑り止めシートの活用も効果的です。手間のかからない対策でも、大きな安全につながります。防災意識を高め、定期的に家具の固定状況を見直すことも、安全な暮らしを維持するうえで欠かせません。地震対策が得意なおすすめの住宅メーカーを紹介引用元:株式会社KENYOU公式HPそんな中で、地震対策に自信のある新潟県長岡市・三条市エリアのおすすめの住宅メーカー2社を紹介します。KEEP:S(株式会社KENYOU)引用元:KEEP:S(株式会社KENYOU)公式HP屋号KEEP:S会社名株式会社KENYOU本社〒940-0024新潟県長岡市西新町2-3-14TEL:0258-77-9480長岡本社スタジオ〒940-0024新潟県長岡市西新町2-3-14TEL:0120-39-7088長岡丘陵公園スタジオ〒940-2147新潟県長岡市新陽2丁目6-1TEL:0120-39-7088公式サイトURLhttps://keeps-life.com/%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d12668.6521844022!2d138.8435783611984!3d37.45687210120823!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff5017367fcc695%253A0xa655cc6f5a9a6567!2zKOagqinvvKvvvKXvvK7vvLnvvK_vvLU!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1746757269251!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E株式会社KENYOUは、新潟県の長岡市、見附市、三条市を中心に家づくりを行う住宅会社です。KENYOUの家づくりの特徴は、顧客一人ひとりのライフスタイルに合わせた自由設計です。100年以上にわたって住み継げる長期優良住宅の提案も行っており、持続可能な住まいづくりに注力しています。KENYOUが手がける注文住宅は、建物全体の性能を高めるために断熱材や基礎、壁、窓の選定にこだわり、高い断熱性能を実現しています。自然素材・無垢材にも対応しており自然ならではの快適な暮らしを実現することができます。シックハウス症候群について不安を感じている方はまず、相談からしてみてはいかがでしょうか?こちらの記事もよく読まれています!新潟の注文住宅なら「KEEP:S」!こだわりの家づくりで理想の住まいを実現KENYOUが手掛けた住まいの事例1引用元:KENYOU公式HPゆったりとした広さを確保したコの字型のキッチンは、作業スペースと収納力のバランスに優れた、機能的で効率的な空間です。コンロ、シンク、作業台が自然な配置でつながっており、移動距離が短く、一連の動作で調理や片付けをスムーズにこなせます。また、周囲を囲むようなレイアウトにより、複数人での同時作業も快適に行えるのが魅力。毎日の家事がストレスなくこなせる、使いやすさと広さを兼ね備えたキッチン設計です。引用元:KENYOU公式HP階段下のデッドスペースを有効活用したデスクスペースは、コンパクトながらも集中しやすい環境を叶える工夫が詰まっています。周囲からほどよく視線が遮られ、視界に余計なものが入りにくいため、仕事や勉強にしっかり集中できます。限られた空間でも、照明や収納の工夫次第で快適なワークスペースとして活用でき、テレワークや子どもの学習スペースにも最適です。家の中のちょっとしたスペースを活かした、暮らしに寄り添う設計のひとつです。引用元:KENYOU公式HP洗面台には、水に強く高い耐久性を持つモールテックスを採用。デザイン性と機能性を兼ね備えた造作洗面台は、見た目にもスタイリッシュで空間のアクセントに。水や汚れに強いため日々のお手入れも簡単で、家族みんなが使いやすいのも魅力です。造作ならではの自由なサイズ設計や収納の工夫により、使い勝手も抜群。朝の身支度や帰宅後の手洗いなど、毎日の暮らしに寄り添う、美しさと実用性を両立した洗面空間です。KENYOUの手掛けた住まいの事例2引用元:KENYOU公式HP3つのボックスを組み合わせたような立体感のある外観を、上品なグレージュ一色で仕上げることで、洗練された印象を演出。シンプルながらも存在感があり、街並みに調和するデザインです。縦長の大きな窓には木枠を施し、柔らかさと可愛らしさをプラス。室内からは植栽や外の景色が美しく切り取られ、日々の暮らしに癒やしをもたらします。玄関を中心にぐるりと回遊できる動線計画も取り入れ、外観だけでなく機能性にも優れた住まいです。引用元:KENYOU公式HP窓からのやわらかな木漏れ日がキッチンに差し込み、心地よい明るさに包まれるダイニング空間。時間帯によって光の表情が変わり、自然とともに暮らす豊かさを感じられます。窓の配置にもこだわり、食事をしながらやキッチンで作業をしながらふとした瞬間に緑が目に入るよう設計。外とつながるような開放感がありながら、プライバシーにも配慮されています。毎日の食卓に自然の彩りとやさしい光が寄り添う、癒やしとくつろぎのあるダイニングです。引用元:KENYOU公式HP17.5帖のLDKは、窓から差し込むやわらかな自然光に包まれた、心地よく穏やかな空間です。床には凹凸のある栗の無垢材を採用し、木目の豊かな表情が空間にあたたかみと落ち着きをもたらします。栗材特有の硬さと耐久性により、長く美しさを保ちながらも、足ざわりのやさしさが日常の快適さを高めてくれます。視覚・触覚ともに癒されるLDKは、家族が自然と集まりたくなる居心地のよい場所に。素材の魅力を活かした、ナチュラルで上質な住まいです。引用元:KENYOU公式HPキッチン奥に設けた約3帖のワークスペースは、家事の合間や在宅ワークにも使える便利な空間です。リビングや玄関に目が届くよう配置されており、作業中でもお子様の帰宅する姿を確認できる安心感があります。家事をしながらでも家族の気配を感じられることで、心のゆとりが生まれ、日々の暮らしがより豊かに。収納やデスクを備えた実用的なつくりで、作業効率もアップ。家族とつながる安心と機能性を兼ね備えた、やさしい工夫のある住まいです。KENYOUでの家づくりがおすすめな人KENYOUでの家づくりはこんな人におすすめです。シンプルで美しいデザインの住宅を検討している安心安全な住まいにしたいシックハウス症候群に不安を感じている長期優良住宅考えている丁寧な施工とアフターサポートを重視したい性能にもこだわりたいこんな方におすすめなのが、KENYOUでの家づくり。KENYOUでの家づくりに興味があるという方は公式HPを一度覗いてみてはいかがでしょうか?KENYOUの家づくりを覗いてみる最後に引用元:photoAC近年大地震のニュースが絶えない中で、地震対策は必須と言えるでしょう。住宅をいかに、命を守れる安心安全な家にするか、それが今のハウスメーカーや工務店に問われています。今は、いつどこで大規模な地震が発生するのか、予測できない中で、大地震が頻発しているように感じられます。そんな中でも安心して暮らしていくために、これから建てる家には高い耐久性を与え、地震に備える必要があります。この記事で紹介した住宅メーカーを参考に、安心できる家づくりを実現してください。地震に強い家を選ぶことは、将来の不安を減らし、家族の命と暮らしを守るための大きな投資です。構造や性能にこだわることで、日々の安心と災害時の備えを両立した住まいが実現します。この記事を読まれている方はこんな記事もご覧になっています。注文住宅の疑問を徹底解説!家づくり入門C値・UA値とは?コストを抑えられる高気密・高断熱住宅の事例まで紹介!【長岡市・三条市版】長期優良住宅を扱うハウスメーカー10選!